私の通った小中学校は比較的人数の多い学校でした。
小学校で1クラス42~3人で5クラス、1学年210人位
中学校は42~3人の10クラス、1学年420人位なので、同じクラスになったことがない人だと話をしたこともない人もいるし、顔と名前が一致しない人もいるし、同じ学校だった事をわからない人もたくさんいます。
そんな訳で、街中でばったり同級生にあっても交流がなかった人とは知らない人としてすれ違ってしまいます。
本当に気が付かない事もあれば、
「あっ、同級生かな?」と思っても基本はスルーです。
それは、私の方が気づいても、相手の方が私の事を知らないかもと思うからです。
街中ですれ違う時はそれでいいのですが、
・子どもの同級生の父兄として
・お客さんとして
・夫の同僚の奥さん
等々、だんだんと気づかないふりというわけにもいかない事がありました。
それでもそんな気づかないのも気まずい時でも若い時は気づかないふりをしてしまったものでした。
それは、
「同級生だよね?」
と聞いて、
「え?誰だっけ?」
と言われる恥ずかしい思いをする恐怖からでした。
でも、一度言い出すきっかけを逃すとずっと知らないふりをしていなくてはいけなくて、結局嫌な思いをしていました。
若い時はそんな変なプライドが気軽に声をかけるチャンスを逃していましたが、
歳を重ねると、そんな変なプライドもなくなって来ます。
その一時の変なプライドでずっと気まずい思いをするくらいなら、
一回恥をかいてしまえばその後は笑って挨拶できます。
だから今は思い切って自分から切り出します。
「同じ中学だったよね?」
「同級生だよね?」
って、そうすると
「そうだよね~!」
って言ってもらえる時もありますし、
「そうなの?わからなかった」
って言われちゃう時もあります。(笑)
すごく目立っていたわけでもないので仕方ないです(笑)
それでもちょっぴり寂しいですけど・・・
でも、私1組だったよ!って自己紹介してしまえばそれでOKです!
自分でも大人になったな・・・と思います。
大人になるといろんな角が取れていくものなのですね
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