就活中の子供達 心配する親心

子育て

今長女の同級生は大学四年生の子が多く、就活真っ只中

コロナ禍でみんな難航している中、内定をもらっている人もいます。

中には何個か内定をもらったという人もいるらしく、まだ一向に決まらない子達の母達は、焦りを感じています。

私の友達Nも、その一人で

普段は子供の行動にはそんなに干渉するタイプでは無く、子供の意見を尊重するタイプです。

Nの息子は東京の大学に行き、東京に住んでいます。

遠くに住み顔の見えない中で心配になりながらも時々就活状況の様子を聞くくらいで息子の連絡を待っていたようですが、

あちこちでママ友から子供達の内定が決まった話を聞くうちに焦ってしまったようで一時、心配スイッチが入ってしまいました。

ちょくちょく電話をしては面接の事、就活状況の事を聞く様子は子供にも焦りが伝わる位で

自分が就活なのかという位、夢中で就活サイトを検索し

また連絡する

という頻度が高くなると、電話に出た息子から

「今忙しいから後にして」

と珍しく冷たく言われ、ハッとして

「これではいけない」

と冷静になったそうです。

顔が見えない とか

姿が見えない というのは

なかなか難しいもので

親子でも、微妙な変化を読み取るのはとても難しいと思います。

親は子供のふとした仕草や態度などで、なんとなく勘を働かせるものですが、それを感じ取ってあげることができないので、

今子供が

焦っている のか

まだ呑気に考えている のか

がわかりません。

それも就活という人生を決める一大イベント

普通でも心配なのに、ちょうど今年はこのコロナ禍・・・

去年も大変だったでしょうが

今年は思ったより長引くコロナ禍に本当に大変なようです。

心配ですよね・・・

大学四年間にかかった学費や都会で暮らさせる生活費

本人も奨学金を借りてこの日を迎えています。

「何のためにこんなにお金をかけたのか」

と思いたくなりますよね・・・

いろいろ話を聞くと、就職が決まっていないのは、その子だけじゃありません。

私たちの時代は「終身雇用」と言われる時代でしたし、

高校を卒業すればどこかしらに就職できました。

なんとなく仕事をして、一年経てば昇給があり、歳をとるだけでお給料が上がって行くと思っていました。

しかし、時代は変わり、いつの間にか

「終身雇用」の時代ではなくなり、

歳をとればお給料が上がる時代でもなくなりました。

大学を出たら高卒よりもエリートコースに進める

昇進が早い

大卒と高卒では、同じ会社で同じに入社しても、使う側と使われる側になる

そんな思いを子供にさせたくないと、親は一生懸命自分の老後の備えは後回しにして子供の将来の為に働き貯金ををしました。

良い会社に入れば「勝ち組」

なんとか一家を養えるお給料が稼げる仕事に就かせたい

みんな子供が小さい頃から塾に通わせたりして一生懸命でした。

「良い大学に入れば」

「良い会社に入れば」

それが思い込みだったのかもしれません

子供がちょうど就活の時が良い時代だったらいいですが、こんなコロナ禍だったり、〇〇ショックみたいな時代だったり

ちょうど低迷時代に就活をするのはとても大変ですよね

それは本人の力では、どうする事もできないのですから・・・

友達のNといろいろ話をしながら、

急に心配になって発破をかけたのはきっと離れていても親の勘だよ

自分の子供の性格をわかっていて、ここはちょっと喝を入れなくちゃって思ったんだから、それはそれでいいんだよ

それを感じ取ったから息子も焦ったんだろうから・・・

あとは静観して様子を見て・・・

そして万が一うまくいかず、決まらなかったとしたら、バイトでもしながらせっかくできた時間を使ってスキルアップすればいいじゃん!

今は終身雇用の時代では無く、個人スキルの時代だし

なんてわかったような事、言っちゃいました。笑

でも、心配ですよね・・・

我が家の長女も「転職したい」

と言っていますが、やはりコロナ禍は気がかりです。

個人スキルとは言っても

そんな簡単にスキルがつくわけでもないですし・・・

心や体が病んでしまわないように

健康的に仕事ができたら

すごい人なんてならなくていいから

楽しく笑っていて欲しいです。

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