厚切りジェイソンさんが「厚切りジェイソン流お金の増やし方」という本を2021年11月12日出版しました。
以前から、リベ大(リベラルアーツ大学)のYouTubeでも厚切りジェイソンさんがFIRE(早期リタイアできるくらい資産を残せた状態)していると紹介されたので、お金に対する知識はすごい方なんだろうと思っていました。
今回、リベ大のYouTubeで、両学長とコラボ動画が配信されて、厚切りジェイソンさんの考えを聞いたので、厚切りジェイソンさんの考えをもっと知りたいと思うようになりました。
厚切りジェイソン氏のご家族は?
72ch 新時代のWhy ?マネーリテラシー の中でのお話で
ご両親は節約家でお金を大事に使っていて、その重要さをジェイソンさんにも教えようとしていたそうです。
子供時代、ボードゲームで遊びながら金融教育したり
スーパーでの買い物でも同じ卵でももう一軒のスーパーなら安いとハシゴしたりのご両親だったそうです。
ジェイソンさんのお子さんには、ジェイソンさんの価値観を説明しながら、お金の大切さを教え、さらに預かったお年玉には10%の利子をつけるなどして、運用の大切さを今から教えているそうです。
奥様とはお金に対する価値観が一緒でお互いにあまり使わないそうです。
予算を決めて使うのではなく必要なものにはお金を使うけれども、それ以上は無駄遣いしないにしようと話していて、奥様を信頼しているので、特に管理はしていないとか・・・
厚切りジェイソン氏のYouTubeから
72ch 新時代のWhy ?マネーリテラシー #3の中で、とても印象的な言葉があって
「日本に興味を持ったきっかけは?」という質問に
周りと違うことができて、初めて自分の価値が作れる
という仮説から来ている
みんなと同じ事しかできない人は、言い方はひどいですけど入れ替わりがいくらでもいる人で
一番安くやってくれる人が優先される
そういう存在になりたくなかったので、周りと違うスキルセットを持ちたかった。
ITが好きで、ずっとプログラミングをやってたんですけど
あまりにも大量にやってた人がいてなかなか勝負できなかった
僕はある程度重要さは満点だったんですけどそれでも勝てなくて
何か周りと組み合わせればそれで勝負できるんじゃないかと思って
組みやすそうだった技術的に進んでいた日本との橋渡しができれば
それをできる人は珍しいんじゃないかと思ってやってみたらうまく行ったのだそうです。
みんなと同じ事しかできなければ代わりはいくらでもいて、一番安い方が選ばれてしまう。
私たちにも同じことが言えるなと思い、とても印象に残りました。
何かとの掛け算で自分の価値を高める
それに気づき、行動してきたジェイソンさんはすごいですね
アメリカと日本のお金事情の違い
⚫︎銀行の口座は、日本だと個人名義だけど、アメリカでは夫婦名義
⚫︎日本ではあまりお金の話はしなくて、不労所得をまだ汚い物だと思っている人がいる。
⚫︎アメリカは昔から年金制度が弱かったので、老後生活のための貯金や投資は自分の責任だった。
⚫︎日本では老後2000万円足らないという話だけど、アメリカでは1億円用意しなければいけないと言われている。
それを到達するためには投資が必要で、貯金だけでは到達できない
⚫︎医療もアメリカの方がお金がかかる
⚫︎日本の終身雇用の働き方について、
それは会社側から見たら有難いんですけど、どんな悪い状況であっても人が残ってくれる現象に繋がるのであれば、働く人の状況が良くなるインセンティブがなくなるんですよ
会社がいつも働く人を満足させていかない限り働く人たちは出ていってしまうと恐れながら思っていくと会社も福利厚生とかを良くしようとするんですけど
「どうせ定年まで働いてくれる」という考え方だったら、会社はそういうような事をやる必要はなくなるんですよね
それをやっている会社とやっていない会社が両方出てくると思う これから・・・
そうすると本当に働く人の状況を良くしようとする会社しか生き残らなくなると思います。
と話してくれました。
日本の事も良く知らなかったけれど、アメリカ事情もしれたのは興味深かったです。
ジェイソン流リスクの取り方
リベ大の学長とのコラボ動画の中で、ジェイソンさんのリスクの取り方の考え方を話して来れました。
僕はかなり保守的なんですよ
挑戦はしますけど、最低限のリスクを取りながらの挑戦しかやらない
例えば芸人目指した時は、会社を辞めて今まで培ってきたもの、キャリアを捨てるとかは一切考えないで空いてる週末だけを使って芸人やってみようというスタートだった。
それが仮にうまくいかなかったとしても、
「次の挑戦ができる週末が空いただけ」のやり方
大きめのピンチに入りにくいやり方で、今までいろんな事をやってきた。
「適正なリスクの取り方だったんですね?」という質問に対し、
適正以下かもしれない・・・僕は
だいぶ保守的なんですね
と話してくれました。
その保守的なリスクの取り方が、心に余裕が生まれ成功しやすくなるという事ですね!
FIREを達成したけどお金を使わないの?
楽しく節約しているし、今に満足しているので
これ以上増やす必要はないけれど、逆にこれ以上使う必要もないんですよ。
もう一つは、例えば将来自分が本当にやりたいことが新しく現れたら、それを全部自分の資金でできるようになると思っている。
例えば最近ですと僕は俳優やったりしていて
もしかしたら将来自分の映画を自分で制作して自分で丸ごとできるかもしれない・・・
新しい会社を100%持ったまま起業してそれを上場まで持っていくとか
そういうようなデカめなこともできるようになるかもしれない・・・
将来それは想像できます
今だと思ったものが来ればその瞬間からできる自由としては財産を増やす意味はあると思う
というお話も、なるほど・・・と参考になりました。
お話を聞いた感想
なんとなく全体を通して、スケールは違うけれど、考え方は自分も近いかな?と思うこともあって
とても興味が湧きました。
「厚切りジェイソン流 お金の増やし方」という書籍
ぜひ読んでみたいと思います。
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