一万分の一の当選者 先天性白内障

先天性白内障

「先天性白内障」

一万人に一人か二人の確率・・・

その神様からのくじを引き当てた娘・・・

お正月になるとよく思い出す事があります・・・

お茶っ葉を買いにお店に行ったところ、お年賀の粗品をくれていて・・・
くじを引いてその賞によってもらえる物が変わるという、よくある光景・・・

我が家ではそれが一回しかできないものならば、なるべく長女に引いてもらうようにしていました。
最近では大人になったのでやってくれないのですが・・・(笑)

👩私「あなたはくじ運がいいからやって!」

👧長女「何で?」

って言いながら引いてもらうのですが、それが以外にいい賞を当てたりするんですよ・・・

と言っても、小さなくじなら・・・(笑)

テレビが当たるとか旅行が当たるとかすごい賞のは当たらず、だいたい下の方の賞ですけど・・・

それで、そのお茶っ葉屋さんでも上から2番目位の少し高めのお茶っ葉が当たりました。

これもどこのご家庭でもよくある光景だとは思うのですが、私の小さい頃の長女に言っていた
「あなたはくじ運がいいのだから・・・」
には少し意味があって意図的にそう言っていました。

「あなたはね、一万人に一人を引き当てたのだから、絶対にくじ運はいいんだよ」

とよく言っていたのですが・・・

娘は「先天性白内障」という一万人に一人か二人という
神様からのくじを引き当てました。

少し大変な事を背負ってしまった娘に、ポジティブな情報にすり替えようとあれやこれやと小細工をしていたうちの一つです。

私の子育ての一番の大きなミッションはこの娘が背負ってしまった運命をいかに前向きに向き合ってもらうかでした。

みんなよりも不便な思いをするだろう・・・
誰かに何か言われる事もあるだろう・・・

ずっと守ってあげる事はできないし、何かある毎にショックを受けていては辛すぎるだろうと考えていました。

少しでも将来のリスクに備えておこうといろいろ考えました。

保育園や小学校に入って、お友達に何か言われてしまうかもしれない
それをなんとか気にせず受け流せるように育てる・・・

いろいろ考えて
「何でもポジティブに」
をテーマにやって来ました。

それが良かったのか、元々の性格に救われたのか、そんなに細かい事は気にしない子に育ってくれました。

生活面では「もう少し気にしてよ」っ思う事もありますが(笑)
でも、本当に一番大事な部分をたくましく素直に育ってくれたなと思っています。

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