いつもちゃんとしているようでどっか抜けてて
家族想いで
自分の感情をどこか蓋をして、誰かのために頑張ってくれている
だからこそ
時々裁判官スイッチが入る事がある
本人も気づかずにメンタルブロックをかけて我慢して
母である私のため
いろいろできなくなったおばあちゃんのため
婿であるパパのため
マイペースなおじいちゃんのため
そして姉である長女のためには頑張りたくないのに、結局抜けてる姉の為に頑張る
友達にも害のない子で
平和主義
その平和は比較的次女のガマンの元に成り立っている
でもどこか本心をさらけだしてはいないような気もする
私と次女はよく語り合う
学校の事
家族の事
テレビのニュースの事
好きなアイドルの事
たくさんたくさん語り合う
長女は産まれて3ヶ月で曽祖母に預けて仕事復帰していたけど
次女は一歳で保育園に入るまで土日以外は私が見ていたので、一緒に過ごした時間も多く
次女が2歳半から自宅で仕事を始めたので、私の仕事場で一緒にいる事も多かった
たくさん一緒にいて
たくさん語り合ったけど
肝心要な
保育園に行きたがらない
小学校に行っても学校に行きたがらない
その理由はいくら聞いてもわからなくて
あの頃は本当に悩みました。
きっと本人も気づいていないけど
どこかにいつもガマンがあって
そのガマンの元に平和が成立してるので
時にそれが相手に対して不満になったり
自分が苦しくなったりしてしまうのかな?と私は分析していて
ある程度までは不満な事、自分の感情を言えても、相手を責めたり傷つけたりする事はしないので、何かいつも自分を抑えてしまっているのだと思います。
それは長所であって
周りに対して気が配れる
ギブができる
トラブルが少ない
一緒にいると安心する
そんな子です。
でもだからこそきっと
「裁判官スイッチ」
が時々入ってしまって
こうするべき
こうしちゃいけない
それは間違っている
そういう考えが出てきてしまい
それが結果的に自分へのストレスになってくる
でもそれをいろいろ私に話してくれているので、そこでなんとか吐き出す事でバランスを取っているのだと思うのですが・・・
そんな時私はなんて言ってあげたらいいのか迷うのですが、
「あなたが言っている事は正しいけれど、あなたとその人とそれぞれ価値観が違う」
「あなたの意見を言ってアドバイスする事はいいけど、あなたが成敗する必要はない」
「あなたの意見を言っても、その子が違うやり方で生きて行きたいならそれはその子の人生」
「間違って失敗したらそれはその子が経験して正せば良い」
などと話し合いますが、そこはまだまだ若者なので、すぐに
「そうだね」
とはなりません。
なんとなく私も反省する部分はあって
小さい頃からいろいろ話してくれる子でしたし、たくさん語り合ったので、未熟な私の大人の意見を吸収してしまう
まだ自分の考えが出来上がらないうちに、いろんな私の意見が入りすぎてしまって
子供らしく自分に正直に本能で行動する事ができなくなってしまったのではないか?
なんて思ったりします。
人に対してギブをする事は良いことです。
それができる人ばかりじゃない
でも、ギブする事で自分が幸せになるなら良いのですが
それが自己犠牲だとしたら?
それが本人にも自覚がなくて
人に厳しくなってしまったら?
それは正しいギブじゃない
私もそんな事今までわからなくて生きて来ましたので、まだまだ若いあの子がそんな事わかるはずもありません。
きっとその辺の感情が整理がつかずに苦しんで迷う事を経験しながら、いつか本当のギブの意味を知って行くのかもしれません。
でも今、少しだけその
あの子の感情の地図のヒントを
私からあげられるとしたら
少しだけ心の整理ができるのでしょうか?
なんて話してあげたらいいんだろう?
と考えていたりします。
いつもガマンしていていい子でいてくれる次女になんと話せばいいのでしょう・・・
これからは娘の人生に大切な決定をして行く時です。
家族の事を気にして、自分らしい決断ができなくならないように気をつけてあげたいですね
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