「先天性白内障」
私達家族が戦い始めたのは21年前になります。
21年経つと、医療は更に進化しているので、手術方法もその後のケアも変わって来ているのでしょうね・・・
娘には前向きに向き合ってもらいたいなんて、偉そうな事を言っておりますが、一番前向きに向き合えなかったのは私でした(笑)
21年前の記憶なので少し違っているかもしれませんが、生後すぐからなんとなく気になることがあったと記憶しています。
目をしかめる
上の方を見て白目をむく
等・・・目つきに関しては0ヶ月の頃からありましたが、それがまさか目の病気とは全く気づいておらず、
1ヶ月検診に行った時に眠ってしまっていて、その時目のチェックをしなかったのです。
後でその事はだいぶ悔やまれたのですが・・・
カラカラ鳴るオモチャを目の前で降っても横を向く
目の中がキラッと光る
追視が遅い
等々・・・
生後1ヶ月を過ぎると、気になる事も増えて来ました。
当時は今のようにインターネットが当たり前の時代ではなかったので、育児書等を買って調べてみるしか方法がなかったので、本を買って調べていたのですが
追視は2ヶ月位からだから少し遅いだけなのかな?
瞳の中が白い?→先天性白内障?
瞳の中がキラッと光る→目のガン?
心配しては「まさかな・・・」
と様子をみてを繰り返していました。
2ヶ月を過ぎて来ると、
やはり追視が遅いか?
目つきがおかしいか
と心配が現実味を帯びて
いよいよ病院へ行った方がいいかなと思うようになりました。
ちょうどその頃インフルエンザが流行っていたので、もう少しで3ヶ月検診だから検診で見てもらおうと考え、3ヶ月検診で
目つきがおかしいのが気になります。
と伝えると目を見てくれて・・・
その後は担当の先生と一緒にいた研修医の先生と二人で熱心に見てくれていました。
そして・・・
「明日直ぐにでも眼科を受診してください」
と言われて細かい説明はありませんでした・・・
それでも私は
「きっと念のためよく診てもらえということ?」
「まさか・・・ガンじゃないよな」
「先天性白内障?」
いろいろ想像しながら家に帰って行きました。
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