このほど25年以上ぶりに占いに行ってきました。
普段はあまり占いに頼ることはありません。
自分の勘を信じるタイプ
週刊誌などの星占いなどはあまり見ないし、見ても良い事だけは参考にというくらいです。
自分で考えて考えて考えてもどうにも答えが出ない時に、相談させてもらいます。
25年以上前に相談に行った時、その先生が
「占いは時にその人の人生を変えてしまう事がある。」
「だから、特に悩みが無い時は、むやみに聞かない方がいい」
と言っていました。
その言葉はとても納得でき、私もなるべく自分の勘を信じて進んできました。
今回はその時の先生とは違う先生です。
地元の方ですが、うちに来るお客さんからずいぶん前からお噂は聞いておりました。
私の知り合いも何人か行っているようでしたが、私は特に相談したい事がなかったので行ったことはありませんでした。
いつかどうしても自分で答えが出ずに困った時には、その方の所に行ってみようと思っていました。
そしていよいよその時が来ました。
以前からずっとずっとずっと考えていた事で、自分一人では決められない事が複数溜まって、何をどこからどう決めていいかわからなくて・・・
母が脳梗塞になったことで、親もいつまでも元気ではないのだなと急に色々と心配なことが出てきました。
これからの家の事・・・
長男である兄がいて、私は「お前は嫁に行くのだから」と言われながら育ってきた私が、この家を継いで、守って行かなければならないことが負担で重荷で自信がないこと
今は私たちがいるけれど、その後子供たちのどちらかが残るかはわからない
もしも、どうしても後を継いでくれる人がいない時、この家を終わりにしていいのか?
それとも親戚などの力を借りてでも残すのか?
もしも、終わりになってしまう時、ご先祖様はどう思うのか?
怒ってしまって、子供達や孫たちに何かあったらどうしよう・・・
名字の事・・・
夫は長男で、一応は夫の名字になっていますが、いつか私の方の名字に直さなければと思っている事
それは夫も納得しているが、いざそんな話になると今ではなさそうである事
名字を変えると、夫に負担が増えてしまう気がする事
私の旧姓の字画が、男性には良い画数だが女性には強すぎて夫が早死にしたり、自分が大病したりする画数だと言われている。
実際、自分の旧姓と同じ知り合いの人は、ご主人が早くに亡くなって、本人は何度も大病していて、周りの家族も色々あって大変な人生を送っている。
田畑の事、農家の事・・・
田んぼをこれからも続けて行くのか?
田んぼの季節の度に店を閉めるのか?
自分の仕事、家事、家族のことも私に負担が来るのに
田んぼや畑の事まで手伝うのが負担
使っていない畑はどうするのか?
放っておくと草が生えて周りに迷惑がかかる
今までは父と母が草取りなどを管理してくれていたけれど、母はもうそこまでできない
そうなったら私?
私もそんなにやりきれない・・・と思っている
それなら手放したいのか?
子供の頃からうちの畑をおじいちゃんが売ってしまう度に大喧嘩をしながら守りたかったのを見てきたので、ただ手放せばいいとも割り切れない
などなど・・・
特に名字の事は、
親が元気なうちに変更した方がいいのか?
子供が結婚する前に変更した方がいいのか?
と気になっていました。
気になっては答えが出ず、
結局考えるのをやめ
また思い出しては考えてを繰り返し・・・
やっと思い切って行ってみました。
先生からのアドバイスは
名字を変えるのは今やらなくても良いと
例えば親が亡くなった時とか、70代の厄年の時とかで良いと
大きな事をするときは厄年にやると厄を落とせる
名前の画数についての心配事も、夫が例えば先に逝ってしまって人質がいなくなった後にとか・・・
自分達は飛ばして、子供がどちらかが家を継いでくれることになったら子供に旧姓を名乗ってもらっても良いのでは?
とにかく今ではないと・・・
農家の事は、父親が元気なうちは、夫にも協力してもらって手伝って、いずれはあなた達で少しずつやるようになるのでは?
家の事は、先生があるお宅の墓じまいの話をし出して、そこのお宅は色々な事情で実家は売って他の土地に移り、墓じまいもしたと・・・
私はその話を聞いて、そうやって墓じまいまでしてしまって、ご先祖様が怒って子供達やその後の子孫に何かあったりしないのですか?と聞いたところ
ご先祖様は、そんな意地悪をする人はいません。
仏という人に手を合わされる身になってそんな事はしないよ
それに亡くなったら?こっちでの記憶はなくなっていて、一年に?5回だけ記憶が戻る時があって、それがお盆とかお彼岸とか、それで家に帰って来れるのと
13年をすぎると仏様は上にある箱?に入るために修行をしなければならないので、そんなことはしていられない?
?の付いている所は記憶が曖昧な所ですが、そんな感じのお話でした。
とにかく、どうしても後を継ぐ人がいなくてお家が無くなったり、墓じまいをしてもバチが当たる事は無いようで
お墓も誰もお参りにも来なくて、線香1本もあげてもらえないでいるのなら、永代供養をしたほうがいいとも言っていました。
名字も家も田畑も・・・
いろんな意味で今はそんなに考えなくて良い
とにかく今ではない
ということだったので、少しスッキリしました。
あなたは、今を楽しく生きなさい
と言われ、心が軽くなったように思います。
私と同じようなことで悩んでいる方はかなり多いと思います。
長男でも長男じゃなくて私のように女性でも
お婿さん取りでも、マスオさんでも
実家にいても、実家に帰れなくても
周りを巻き込む事なので、一人では答えが出ませんでした。
それを相談する人が、占いの先生で正解だったのかはわかりませんが、心が軽くなったのは事実です。
今は考えずにまた先に動くことにします。
それでも、法律上のことや手続きのこと税金の事などは、相談するのは占いの先生ではないとは思うので、そういうことは自分でも少し知識をつけたいと思います。
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