一人暮らしのシニアライフの話を聞いて思うこと

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親戚のおばさんやお客さんなど、一人暮らしをしている方の話を聞くことがあります。

そんな話を聞きながら、自分の将来に当てはめてこんな風かな?とかあんな風かな?とか想像してみます。

決して人ごとではないので、いろいろ勉強になります。

そんな中で、友達付き合いについて考えていました。

今日お話しした方は、74歳の方

職場のお友達の話、学生時代の同級生の話など聞きました。

以前からその方とはいろんな話をしていて、前々からの交友関係の話も聞いてました。

新しく変えた職場の人と新たに出会った人たち

それぞれ60代後半から70代後半まで何人かいるようですが

みんなそれだけ長い間それぞれの人生を生きているので

価値観も違えば、生きてきた境遇も違う

そんな人たちが集まって仲良く仕事をするというのは難しいのだなという印象を受けました。

それでも、その中で気の合う人と職場では話をしたりしているようです。

そして、昔の同級生とも最近また交流する機会ができたようで

それは同じクラスだった友達が癌を患い、あまり良くない状況で

だけど、その方の複雑な境遇から、昔の友達がその人の最期を手助けするということになったのだそうです。

亡くなった後の

お金のこと

葬儀のこと

お墓のこと

そんな事を、その方の内縁関係の男性と共に同級生がサポートするという話だそうで

同級生数人と、度々連絡を取っていました。

その数人の同級生もそれぞれ

ご主人も子供も亡くしている人

子供がいなくてご主人を亡くしている人

子供は外に出てしまってご主人と二人暮らしの人

などと、それぞれ境遇が違う

そんな人たちが何故、友達の最期を手助けすることになったのか?

少し不思議な気持ちで聞いていました。

今まで付き合いがなくなっていた同級生が、ある友達の最期を機に集まって連絡を取り合う

なんだか映画の「SUNNY」みたい

それでも、価値観も違えば境遇も違う

そして問題が友達の最期の手伝いとは、かなり難しい問題を話し合うのですから、難しいだろうなと思って聞いていました。

ここまでは手伝えるけど、これ以上は私は無理と考える人もいれば

お寺の話まで考えている人もいる

その数人の中の二人が上に立ってまとめているようでした。

そして、その後その方は亡くなられたそうで、その二人がその後のサポートをしているようです。

結局、サポートしているのは限られた人だけのようですが

その後も、そのメンバーで時々電話をしたりして交流は続いているみたいです

それぞれ考え方が違うので、時々愚痴のような言葉も出ています。

話を聞いていても自慢話みたいで面白くないとか

お金がない話ばかりでつまらないとか

確かにたいして聞きたくない話を聞くのはつまらない時間なんだろうな〜と思います・・・

仲良くしていても、入り込みすぎると、境遇の違いで共感できなくなるとか

妬みのような感情が出るとか

長く生きてきたからこその

ちょうどいい距離感を保つのが必要なんだろうなと思います。

そんなこんなの話を聞いていて、私の思うことは・・・

一人暮らしをしていて、今は仕事をしているのでなんとなく忙しく24時間、365日を過ごしている

だけど、

もしも仕事を辞めて

価値観が合わない人との交流をしなくなったら

その中で何人の関われる人がいるんだろう

家族がいる人もいない人も

友達がいる人もいない人も

仕事をしている人もしてない人も

同じ1日24時間、一年は365日

なんだか、果てしなく時間がある気がしてきて

時間がありすぎる寂しさも感じてしまいました。

本当に気が合わない人と時間を過ごすのはもったいないけれど

少しだけ気になるくらいなら、自分の事を気にかけてくれる友達がいるのはありがたいことなんじゃないか?

それも言葉選びや受け取り方一つで変わると思うけど、歳を取ったらそんなもんなんだろうな

とも思ってみたり

本当にその立場にならないと人の気持ちはわからないけれど

関わる人がいない寂しさとか考えたら、どちらがいいのかな〜?と考えるきっかけになりました。

一人でも自分を楽しませられれば、それに越したことはないと思うけれど

今からたくさんの人と関わっていた方がいいのかな?とか

日頃から人の役に立っていれば、一人ぼっちで寂しいとか思わずに済むのかな?とか

これからの自分の人生のテーマの一つにしたいなと思いました。

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