思い出作りに重点を置いた子育て時代

子供が小さい頃は育児が大変で、早く大きくならないかなぁ〜と思ったりするものですね

私ももちろんそう思った事もありました。

うちの子達は喘息があったり熱を出しやすかったりしていたし、

言うことを聞いてくれないとか、

上手くいかない子育てに

大きくなればそういう心配や歯痒さから解放されるのかと思ってしまったからです。

それでも私は運がいい事に、お客様という先輩方からいろんな悩みを教えていただいていたので、大きくなったらまた違う心配事がある事はなんとなくわかっていました。

そして、子供が親と一緒に行動してくれるのも、そんなに長くはないと皆さんから聞いていたので、小学生までの時間をとても大切に過ごしました。

将来に備えるお金も必要だけど、あまりお金はないけれど、でも小学生までは思い出作りをたくさんしたいと思いました。

子供が小さい頃、お金がなかったので、習い事もさせたいけれどいろいろな事にお金をかけられなかったのでやらせる事ができませんでした。

それぞれ生活スタイルや価値観の違いはあるでしょうが、我が家は思い出作りの方に重点をおきました。

その為、比較的高額な英語やピアノはやらせてあげる事ができなくて、その代わりに車の中の音楽は英語のCDをかけたり、その頃スーパーで売っていた「アルクのABC」というビデオテープを見せてました。

そして当時、年額4,000円でやらせてもらえた地元の子供達の合唱団に入れてなんとなく音符に触れる機会と習い事という雰囲気を経験させました。

お金はかけられなかったけど、毎年夏に旅行に行きました。

一泊くらいで、ちょっとだけレジャー施設に行ってそのままお泊まりみたいな比較的質素な旅行でしたが、思い出は作る事ができました。

上の子が小学校四年生くらいになるともう反抗期に入り、旅行先で険悪なムードになってしまったりもしましたが、それもまた良い思い出ですね

1か月に一回だけ家族で休みが合う毎月第3日曜日はどこかに遊びに行きました。

近場の水族館やアスレチックなど、これもまた食事などは倹約するようなお出かけですが、第3日曜日は大切に過ごしました。

まだ二人とも小さかった頃は、隣の公園までリュックを背負ってお弁当を持って歩いて遠足に行きました。

あの頃はまだ下の子はベビーカーだったかな〜

とにかくお金はかけられないけど、思い出をたくさん作りたかった感じでした。

男の子を持つ友達は、小さい頃からスポーツをさせていて、週末はその練習や試合に忙しく、家族でお出かけはなかなかできないけれど、それを応援しに行くのが家族のイベントになっていました。

レジャー施設には行けないけれど、夢中で子供を支える姿はとても羨ましかったですし、高校生や大学生になってもずっと子供と関われるのは全力で子供を支えて来たご褒美の時間なんだろうな〜と思います。

子供達も大きくなり、それぞれが忙しくなって来たので、段々と関われる時間が少なくなって来ました。

それでもなんとか話がしたくて、子供達の部屋に行ったりしますが、迷惑そうな顔をされたりします。 笑

子供達がもしかしたら家を出るかもしれないですし、いつか家族を持つ

いや・・・持ってもらわないとね

とも思いますが

少し寂しくもあり

変わらずに一緒にいたくもあり

複雑な親心です。

今、大変な時期にいる小さい子を育てているママ達も「今が一番良い時」ですよ

大変な時が、可愛い時

真っ只中にいる時はかわいいとばかりは言っていられませんでしたが、過ぎてみると懐かしく思います。

今は過ぎてしまったので、楽しかった思い出ばかりが思い出されますが、今小さい子の子育てしているお客さんの話を聞くと

「そういえばそうだったな〜」

と思い出し、やっぱり大変だなぁ・・・と思ったり・・・笑

でも「今が一番良い時だよ」

そうお客さんにあの時言ってもらって良かったなぁと思います。

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