親との今後を考えた

お金の話

このところ、親に対する感情がざわついていて、色々考えておりました。

老いて行くのに元気すぎる親とどうやって向き合っていけばいいのでしょうか?

春が来て、田畑の準備を始めてる

春めいてきて、このところ父親がまた農家の仕事の準備を始めています。

またハウスの仕事、今までと同じようにやるつもりなんだ・・・

まだ田んぼも同じようにやるつもりなんだ・・・

しかし、元気だな・・・

元気なのはいいけれど、いつまでやるつもりでいるんだろう

私だって仕事を持っているし、夫も肉体労働の仕事を週6でしているというのに・・・

結局無理して手伝うことになるし、私はお店まで閉めないといけないというのに

昔からの農家の家は、増やすことはいいことだけど、減らすことは何があってもしてはいけないと思い込んでいるところがある

そんなこと言ったって・・・

お米の値段は下がり続けていて

赤字でしょう?

その上、私はお店を閉めて、お客さんを断り

その分収入も落ちてしまったのに・・・

夫にも、1日しかない休みに手伝わせるのも悪いのだけど・・・

遠い田んぼだけでも誰かに頼んだら?と言っても怒って話にならないし

元気なのはいいけれど、だんだん心配になってきました。

親に手がかかるのに、親は仕事を減らさない

その上母親に手がかかってきて、病院の付き添いに送迎

家事もできないことが増えたし、農家の仕事もできなくなった

母親が色々できなくなった分、父のことも私に役目が回ってきて・・・

そんなにあれもこれもできないよ

と、ついつい愚痴っぽくなってしまうことがあります。

考え始めると頭の中で、もやもやと怒りやら、虚しさやらと嫌な感情が出てきてしまって

「私には荷が重い」

「エネルギーが強すぎて手に負えない」

なんて自信がなくなります。

元気なのはありがたい

だけど、年相応に、今の家族の状況相応に、少しおとなしくして欲しい

一人でできるわけじゃあるまいし

その上、腰が痛いと機嫌が悪く

それならもう少し減らしてよ・・・

もう歳なんだし

なんて・・・

贅沢な悩みなのはわかっていても

父は現在78歳、母は76歳

きっと贅沢な悩みなのです。

元気なんだから・・・

だけど確実に老いは進んでいて、本人の気力とは追いつかない身体

なんだか先のことが不安になって

私では背負いきれないよ・・・

親子の家の中のバランスのグラフとインデックス投資のグラフと重ねてみる

きっと今、親子のバランスが入れ替わりが起きていて

今まで頼りになっていた親が、今度は重荷になっていく

それのバランスが移行している期間

そのグラフのようなものが投資のグラフと重なって思えて

農繁期の時期、短期的に見ると私が仕事が集中できなくて収入が落ちるけれど

もっともっと長〜い目で見れば、親のおかげで今の仕事を続けて来れたし

お店もできた

だからこそ今までの収入がある

短期目線で考えてしまうと今、親のせいで自分の収入が落ちているけど

長期目線で考えるようにしよう

そうそう・・・

私は今まで助けられてきたのだから・・・

と視点を変えてみる

長期目線で見よう

投資と一緒

何を目指して

どういう手法で行くか・・・?

そうそうインデックス投資だって時には大きく下落するけれど

15年〜20年の長期で考えれば、右肩上がり

それと同じだ・・・

長期で見れば右肩上がり

と思うことにしてみました。

一人っ子だともっと不安

一人っ子の同じ年齢くらいのお客さんも、実家にお母さんが一人で暮らしていて、今後のことが不安だと言っていました。

一人っ子だと、親のことを一人で背負っているのだと思います。

今はまだなんとか一人で暮らしているけれど

だんだん一人で暮らせなくなってきたらどうしよう・・・

親がもしもいなくなった後の実家はどうしよう・・・

と話してくれました。

お互いにそんな心配をする年齢になったのですね

大人になったのですね・・・

なんて話しました。

比べるから期待する 期待するから腹が立つ

仕事を手伝うのも重荷に感じているのですが

そんなに元気ならば

父がもう少し母の面倒を見てくれたら

どこかに行く送迎だけでもしてくれたら

とも思いますが

静かに自分の事をやっていてくれるだけでも良しとしよう

よそのお父さん達と

比べなければ期待しないし

期待しなければ腹も立たない

という事です。

そして、いつか自分も歳をとる

他人事じゃありません。

自分も

子供に迷惑をかけないか

子供に依存しないか

気をつけなければなと思いますし

自分が

歳をとったことでイライラされたりとか

歳をとった事で重荷に感じられちゃうとか

考えたら悲しい事です。

そう思えば、もう少し親に対する自分の感情も

考え直さなければいけないと感じています。

まだまだ修行が足りません

あるがままを受け入れて、心穏やかに過ごせるようになりたいです。

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