長女とはずいぶん小さい頃からバトルをしました。
よく「魔の2歳児」なんて言葉がありますが、本当にその頃ずいぶん苦戦していました。
娘を保育園に送りながら、自分も出勤しなければいけなかったのですが、着替えにずいぶん手こずりまして
一歳後半になると
「自分で」がだいぶ出てくるようになり、
私がどんどん着せて行ってしまった方が早いのですが、自分で自分でと言って自分でやりたがるので思うように着替えができなくて
本当ならば喜ぶべき事です。
それは自立心が出てきたって事でしょうから
今思えばやらせてあげれば良かったのに・・・と思うのに
あの頃は余裕がなくて・・・
急いでいるのに「自分で」スイッチが入ってしまうと、どうにも困りました・・・
もう2歳位から洋服も自分の好みが出てきていて
私は娘の服を
気温やその日の体調や保育園での活動なんかも考えながら洋服を選びます。
そこにもちろん私の好みなんかも入りますが
それで、「これを着て」と言うととても嫌がって・・・
私は急いでいるから無理矢理頭から服をかぶせようとするけど
娘も「イヤ~」といって脱ごうとします(笑)
あんなに小さいのに本当に頑固で、絶対に私の思うようには着てくれませんでした。
私も
自分の子供=自分と同じ
みたいな思い込みのようなものがあったのだと思うのです。
でも、その頃から
「私とこの子は違う人間」
当たり前の事ですが
「私の物ではない」と思い知らされました。
私が着るんじゃないのだから、私が押し付けてはいけないんだ・・・
って、思わされたすごい2歳児とある意味その後ずっと戦いの日々でした。
私は子供に自分の思いを少し押し付けてしまう傾向かありまして、
もしもあの子がそんな私に負けてしまい、自分の気持ちを心の中にしまってしまう子だったら、私は自分の間違いに気づかずにずっと押し付けてしまっていたと思いますし、
子供は自分の感情をずっとしまい続けていたら、精神衛生上よくなかったと思います。
でも、それでも怒られながらずっと反発してくれた事に今は感謝さえしています。(笑)
親も自分の間違いに気づかずに、子供に気づかせてもらう事もずいぶんあります。
私の怒り方が長女に言うときと次女に言うときと言い方が違うので、よく長女に
長女「なんで自分の時のように妹には言わないの?」
「もっと怒ってよ」
って言われる事がありました。
確かに長女には一撃で言うことを聞かせようとしてしまい、大きな声を出して
「これやりなさい!」
とか言ってしまっていました。
それでも長女はなんとなく言うことを聞いてくれるか、真っ直ぐ反発してくるかの素直な感じなのですが
一方次女は、すねていじけたり、わざと悪いことをしたり、なんとなくダメなものをダメと一撃で言うと面倒な感じだったので、理由を説明したりしながら、比較的静かに事を進めていかないとかえって面倒になるタイプでしたので、長女の時とは言い方を変えていたのです。
もちろんそれを長女が納得するはずもなく、事情も説明しましたが、納得はしてくれませんでした。(笑)
「あなたの方が素直だから・・・」
って誉めても、それは親の都合かな?(笑)
次女は長女がいつも怒られている姿を見ているので、親を攻略していたと思います。
上手くかわしていた(笑)
一方長女はそういう計算ができず、ストレートに怒られてしまう日々でした。
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