小学校2年生まで時々学校に行けない日があった次女ですが、小学校3年生の時に転機がありました。
3年生になり、クラス替えと担任の先生が変わりました。
そのクラスには赤ちゃんの頃からのお友達も同じクラスになりました。
そしてその担任の先生が昔式のすごーく厳しい先生(笑)
それまで学校が楽しかった子も恐れて学校行きたくないなんて言い出しちゃう位の良い意味で「ピリッ」としちゃう先生です(笑)
でも、本当に良い意味でですよ
普段は厳しいですが、誉めてくれる時はちゃんと上げてくれるメリハリのある先生です。
だけど、時にお母さん達からは不満を言われちゃうタイプです。
確かに、子供にも親にもいいことばかりを言ってくれるタイプじゃないので、反感も買ってしまう事もあります。
でも、その先生のお陰だったのです。
うちの子が変われたのは・・・
今までは学校が嫌で行けなかったけど、今度は「休む事が怖くて休めない」になりました。
ちょうどその年我が家で不幸がありまして、今度は学校を休まなければいけなくなったのですが、今度は休むのが怖いので休むのを嫌がって・・・
しっかり宿題を持たされて早退いたしました
きっと神様がうちの次女にその先生に巡り合わせてくれたのだと思ってます。
言い方が正しいかはわかりませんが、強くなるために、その怖い先生になったのかな・・・と思っています。
3年生4年生とその先生で宿題も多かったけど、お直しもものすごい勢いで溜まっていき、その2年間ほとんど休み時間は取れなかったようです。
それでもコツコツコツコツお直しをやり続け3年生の最後に一度お直しがなくなりました。
そしたらすごく誉めてくれて・・・
かなり娘の自信になったと思います。
教室の空気がピリッとするような厳しい先生ですが、それを頑張らせる理由も説明してくれてわかっていたので信じて親も応援する事ができましたし、その大変な期間を乗り越えたからこそ自信になって強くなることができました。
そしてその後は「行きたくない」という理由で休む事はなくなりました。
中学生の三年間も、高校生の三年間もどちらも1度も休みませんでした。
本当にありがたい出会いでした。
今になって小さい頃どうして学校や保育園に行きたくなかったの?と聞くと
「給食が嫌だったんじゃない?」
「それと普通に家が良かったんじゃない?」
なんて他人事みたいですが、そう言っていました
うちの子供達が小さい頃にテレビでやってたのですが、
「親が学校や保育園や先生や回りの親御さん達とトラブルを起こすと子供は落ち着いて生活できない」
と聞いたので、そういう事には私もとても気をつけてました。
正直、保育園の時に少しだけ先生に対して不信感を持ってしまった時期もありました。
それでも、こちらの思う事をお願いする事はありましたが、それに対して先生に何か考えがあるようなら自分のお願いが通らなくてもそれは受け入れて様子を見ました。
子供の言うことが全てではないですし、親の考えが正解とも限らない
子供はいつか親の言うことは聞かなくなる日が来るだろうと思っていました。
その時によその人の話を聞いてくれる子であって欲しいと思っていました。
親が言っても聞いてくれなければ、頼りになるのは先生やおじいちゃんおばあちゃんや友達のお母さんやよその人ですから・・・
だから、子供が小さい時から、親の意見が一番正しいと思い込ませてしまうと将来困るときが来ると思っていたので、気をつけるようにしていました。
実際、変えてくれたのは先生でしたし感謝しています。
次女が年長の頃一番悩んでいて、その時だけ日記をつけていて
今、読んでみると毎日毎日次女の様子を記録しながら悩んでいていた様子です(笑)
でも今大きくなりました。
環境の変化には弱いのと、プレッシャーに弱いというのは元々の性質としてありますので、また何かの大きな変化の時には戸惑うとは思いますが、
「自分の傾向と対策」
自分の弱点を知って攻略せよ
と話しています。
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