お金の教育 ごほうびシール②

お金の話

ごほうびシールの続きです。

ごほうびシールという我が家のルールで子供にお金の教育 ごほうびシールというシステムはとっても良かったけれど、それを教育する私の考え方が間違えていたとは・・・
自分ももう一度勉強し直しです。

ごほうびシールはほめるためのツール


ごほうびシールはあくまでもプラスのイメージで使うもので、誉めるためとか与えるために利用しました。

決して罰するものではなく誉めるもの・・・

ホントにホントにちょっとだけ例外でブラックシールというのがあり、悪い事をした時に黒いシールでごほうびシールを上塗りしてしまうというのもやりましたが、それは本当に困った時の例外の時だけです。
あくまでもほめるもの・・・

だからこそそれに乗ってくれていたのでしょうね・・・

頑張ってくれていましたよ

これやってくれたらごほうびシールね!って言うとお手伝いも足のマッサージも(笑)

でも、段々と大きくなってくると損得がわかってくるし、現金を持つようになっていったので、ごほうびシール制も自然消滅していってしまいましたが・・・

ごほうびシールで欲しいものの優先順位をつける訓練

ごほうびシールでもう一つ思い出深いものがあって、

DSの本体を買うと今度は次々出るソフトが欲しくなりますよね

もちろん、それもごほうびシールでゲットしてました。

ある時、ラブ&ベリーというソフトが出て(懐かしい!)、当時それも大人気でした。

本来はお店にゲームの機械があり、そこに100円入れると1回ゲームができて終わるとカードがもらえるというゲーム

ついにDSでそのカードをスラッシュして遊べると、女の子に大人気でした。


発売当初はソフトとカードをスラッシュする機械がついていてカードもついていたので、最初の売り出し価格は普通のソフトよりも高くて


たしか6,500円位したと思うのですが・・・
そうすると必要なシールは130個・・・かなり大変でした。
でもそのシール130個を貯めているうちに中古品が出回り出して、3,500円位で買えるようになったのです。


そうするとシール70個で買えるよ!って事になって・・・

予想よりも早くにそのソフトを買うことができました。

その時に娘と話していたのは、

「あの発売されてすぐに買ったらシール130個だったけど、今だと中古品が出て70個で済むよ!」

「ガマンして時期を待って良かったね」

って話をしたのを覚えています。

その頃には、ラブベリのカードゲームに飽きてきた子もいたので、我が家はあまりカードも持っていなかったのですが、飽きてしまった子のカードをたくさんもらうことまでできました。

欲しいものに優先順位をつけるのは、大切なことです。

それには小さい頃から向き合わせて育てました

お金に関する価値観については私なりにこだわりを持って育てたつもりです。

親の私の間違ったお金の考え方

「うちはお金が無いから買えないよ」ってよくガマンさせていましたね・・・

それが間違っているとは気づかずに・・・


自分もそう言われて育ったので

ガマンする事を覚えることができた

と良い事だと思ってそう育ててしまいました。

それが今の私の間違ったお金の価値観につながっていたと気づいたのは、最近お金の勉強をするようになってからでした。

うちはお金がないから我慢しないといけない

「1円でも安く買わなければいけない

買いたいものよりお得なものを

少しでも無駄遣いしないように手間を惜しまない

時間よりお金

無駄なお金は使わない

等々・・・いろんな「いけない」ブロックがかかっていました。

その間違ったブロックにより、結局心は満たされず

「安物買いの銭失い」をしていたとは・・・

それでも今、その間違った縛りから解放されたくて、私なりに勉強しています。

私自身には少し遅かったとしても、私がその間違った考えを押し付ける親として手遅れにならないためにも、もっと心に自由と豊かさを持った人間になりたいと思います。

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