数十年ぶりの従兄弟と再会

母は3人兄弟の真ん中で、昨年弟を癌で亡くしました。

母の兄が家を継ぎ、兄弟3人仲良くて弟が帰って来ると母も遊びに行きみんなで会っていましたが、弟は少し遠くに住んでいるのでたまにしか帰って来ず、弟の家族はずいぶん来ておらず、10年以上前におばあちゃんが亡くなった時、お葬式に来た以来ずっと来ていませんでした。

私も母方の親戚の集まりにそんなに出席していないので、母の弟家族に会うのはやっぱり10年以上ぶり、私と15歳以上歳の離れた従兄弟は私の存在はわかっていてもどんな人かわからないくらいでした。

去年のおじさんの葬儀はやはり遠かった事もあり、コロナあり、私の仕事の予約が入ってしまっていた事ありで出席できず、会えませんでした。

今回は弟であるおじさんの一周忌のお墓参りで弟家族が来ました。

母が脳梗塞になっていなければ、母は自分で運転して実家に帰っていたでしょうから、私が行くことは無かったと思います。

そしておじさんが亡くなってしまったのでこの一周忌のお墓参りが終わったら、あまりおじさん家族が来る事はなくなると思うので、このまま会えずにいたかもしれません。

ほんの数十分の時間でしたが少しだけ話ができて、みんなで一緒に写真を撮り、LINEを交換してその後少しだけLINEで話しました。

従兄弟同士でも一生のうちに何度会う事ができるのか・・・

おばあちゃんの葬式を抜かしたら、私が最後に会ったのはその従兄弟の姉の方が小学生、弟の方が3歳の頃でした。笑

そしていきなり3歳の子が30歳過ぎてるのですから時の流れを感じます。

偶然にも私と同じ仕事をしている姉と、少しだけ芸能界に身を置く弟

それぞれに苦しみながら、楽しみながら頑張っているようでした。

弟の方はギターが好きで、バンドを組んでいます。

なかなか目立つほど売れるというのは難しいようですが、好きな事を続けています。

ふと考えていました。

亡くなったその子達の父であるおじさんは子供達のやりたい事をやらせてくれた

おじさんのような親ばかりではないし、親の性格によっては「ギターをやりたい」と言い出す事さえできない家庭もあると思います。

好きな事をずっとやれているのは、おじさんとおばさんの子供で産まれて来たから

少しばかり結果が出るのに時間がかかってもやりたい事をやれる事は幸せな事です。

もしも私がその子の親だったら、そんな風にやらせてあげられるのか、静かに信じて応援できるのか自信がありません。

そう考えると、たしかに親の影響というのは大きいものです。

私も子供達のやりたい事の目を摘んでしまわないように気をつけたいと思います。

みんなで撮った写真を見ながら、みんな歳をとったなぁ・・・

またみんなで会えたらいいな・・・

そんな事を思う一日でした。

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