新社会人の君へ・・・母から娘への手紙

子育て

長女が新社会人の頃、仕事がかなりハードでとてもキツそうで

そんな姿を見ながら自分の新社会人の頃のことを思い出していました。

学生時代とは違い、いつも一生懸命じゃなければいけない気がして

良い子を演じる自分も、何もできない自分にも嫌になっていて

社会人の洗礼を受けた気がします。

そんな娘に向けて、その頃ブログ上で手紙を書きました。

この手紙は2020年10月に書いたものです。

新社会人の皆さんへも、何かメッセージになれば幸いです。

新社会人の娘に向けた手紙

新社会人の君へ

毎日毎日遅くまでお仕事ご苦労様・・・

仕事をやってもやってもOKがもらえず、何が違うのか、どこを頑張ればいいのか、いつまで頑張ればいいのかわからず、苦しい思いをしているのでしょうね・・・

もう辛くって、投げたしたい 逃げたしたい気持ちで、

今はもう辞めたい気持ちでいっぱいですね・・・

他の友達と比べてしまい、

友達は、自分より仕事してる時間が短くて残業も無いのに、自分よりお給料がもらえてて、

自分はいったい何をやってるんだ・・・

って思ってますよね・・・

私も若い頃そう思って逃げ出したくなっていたのでよくわかります。

実際に他の仕事がしたくなって行動を起こした事もありました。

でも、きっと今の仕事に縁があったのか、なんとか続けて来ましたが・・・

そんな自分をふりかえると、ギリギリのところでなんとか持ちこたえたな・・・という感じです。

仕事を始めたばかりの若いときは自分の引き出しを増やしていくときで

引き出しを増やす作業はとても大変で苦しいです。
辛い事もあります。

でも、その苦しさを繰り返して振り返ってみると、この間まで大変だった事が、普通にできてたりすることがあります。

そして、ひとつ引き出しが増えて行きます。

今はとっても時間をかけてやっと辿り着いているところまで、当たり前のように行けるようになっていたりします。

その繰り返しで引き出しが増えて行くのです。

その苦しみが、将来の君の為に必要な事なら、

今は頑張りすぎないで、小さな小さな成長の積み重ねに自分を誉めながら

半歩ずつでもいいから進んでみましょう。

そして少しでも自分が成長してるなと感じた時は、自分でその成長を認めてあげましょう。
たくさんたくさん自分を誉めてあげましょう。
人と比べず、昨日の自分との成長を感じましょう。

でも、その苦しさが自分にとって、ちっとも必要だと感じないなら、

心が病んでしまうまで頑張る必要はありません。

自分の健康や命よりも大切な仕事なんて、ありません。

君がなんとなくでも仕事を続けて行くのなら、私は応援して支えましょう・・・

君が仕事を辞める事を選んだら、私はそっと見守りましょう・・・

どちらを選んでも、道は繋がっているから・・・

大丈夫だよ・・・

君が頑張っていることは、よくわかっているからね・・・

どちらの道を選んでも、私はそれを応援します。

今は転職しました

長女が初めて勤めた会社は、

長時間労働の上に、全く残業代がつかない

有給休暇ももらえず、休日出勤しても代休も手当もつかない

今時珍しいブラック会社でした。

それでも1年5ヶ月勤め、現在は転職しました。

都会の会社に行ったので、今では残業が多い時は夫のお給料を抜かしてしまっているようです。

都会で仕事する子供に、収入が抜かされてしまうのは

田舎暮らしあるあるです。(笑)

この手紙を書いた頃は、仕事を初めて半年くらい経った頃で

一時はご飯も食べれなくなる程、心が弱っていてやめようと思っていた頃です。

「退職願」も書いて用意して、バックに入れて会社に行っていたのに

なんだかんだとそれから一年近く働きましたが、辞めて良かったようです。

たしかに新たに仕事を覚えていく時は、

時には頑張らないといけない時もありますし

嫌なことでも経験しないと覚えられないこともあります。

そんな考えは古いと言われてしまうかもしれませんが

嫌なことからずっと逃げるわけにはいかないこともあります。

ですが、自分の健康や命よりも大事な仕事なんてありません。

最初はちょっと頑張ってみて、それでも心が苦しい時は

その働き方でいいのか考えましょう。

いろんな選択肢はあります。

どれを選んでも、道はずっとつながっていますよ

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